雇用調整助成金の申請手続きが大幅に簡素化されます!支給までの時間を半減 !
先ほど配信した「持続化給付金」同様、当拠点でも雇用調整助成金の問合せ・相談がかなり増えています。
厚生労働省は10日、雇用調整助成金の申請手続きを大幅に簡素化して事業者の負担を軽くすると発表しました。
- 日経新聞関連記事(冒頭のみ)>>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57934930Q0A410C2EA4000/
以下、当記事の要旨になります。
- 書類の記載項目と申請から支給までにかかる時間をいずれも半分にする。申請から1カ月後の支給をめざす。
- ただオンラインでの申請はできないなど不便な点は残る。実現のめどは2022年度としており、今回の緊急事態には間に合わない。
- 申請書類の記載項目はこれまで73あったが、残業時間の記入を不要にするなど38に減らす。添付書類は出勤簿や給与台帳でなくても、手書きのシフト表や給与明細でも特例で認める。
- 10種類ほどあった申請書類も半分ほどに減る可能性がある。
下の朝日新聞Web記事には、この簡素化された手続きは本日13日から受付を開始する予定と書いてあります。
当件に関する厚労省の公表記事は下のとおり。
「助成金の申請手続きは煩雑すぎる」との批判も多い中、緊急事態を考慮しての厚労省の早い対応かと考えます。新型コロナの影響で売上減に苦しまれている事業者様、従業員の雇用維持のためにも当助成金を有効活用いただければ幸いです。
- 雇用調整助成金の解説動画
上記①に関連し、社労士が上手く雇用調整助成金について解説している動画を案内します。ご参考まで。
- 解説動画(最初の20分ほど)>>https://www.youtube.com/watch?v=fB3q-J71nnM&feature=emb_logo