本題の前にひとつ。現在、政府は来年の具体的な経済対策、その財源である3次補正予算案・令和3年度当初予算案を策定中ですが、来週早々にも経済対策を決定するとのことです。
- 日経新聞記事:「首相「来週初めにも経済対策決定」 、自民政調会長「34兆円近い大型補正を」
>>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66795760Q0A131C2PP8000/
経済対策の具体的な内容は、今月中旬以降の3次補正・3年度当初予算の閣議決定を待つ必要がありますが、来週以降事前に色々情報が入ってくるかと思われます。
- 「同一労働同一賃金」来年4月より施行:「同一労働同一賃金まるわかりBOOK」の案内
働き方改革関連法としては、「年次有給休暇の取得」「時間外労働の上限規制」が既に施行済みとなっていますが、最後の「同一労働同一賃金」も中小企業において来年4月から施行されます。
新型コロナ感染拡大による景気悪化、売上減等の直接的な影響等で大変厳しい時期でありますが、来年4月施行に向け対応が必要な事業者様もいらっしゃるかと思います。
昨日、日本商工会議所は、中小企業向けに「同一労働同一賃金」を分かりやすく解説したガイドブック「同一労働同一賃金まるわかりBOOK」を公開しました。
- 「同一労働同一賃金まるわかりBOOK」:https://www.tokyo-cci.or.jp/seisaku/pdf/roudoubook.pdf
本書では、厚生労働省のガイドラインや2020年10月に出された最高裁判所の判決も踏まえながら、企業がとるべき具体的な対応策を各待遇・手当ごとに整理して、分かりやすく解説しています。
本文で50ページほどですが、是非目を通していただければと思います。
以下、参考情報として厚労省HPにある「同一労働同一賃金特集ページ」を貼り付けておきます。
>>https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144972.html