今後の主要補助金(事業再構築、ものづくり、持続化、IT導入、事業承継)の公募締切スケジュールを下のとおり一覧表にしてみました。
最近は、前例にない1兆円超という予算規模、補助上限6000万円の「事業再構築補助金」に注目が集まりがちですが、今年も上の早見表のとおり他にも大きな補助金の公募が継続的に予定されています。各補助金の詳細は下の特設サイトをご覧ください。
- 事業再構築補助金特設サイト>>https://jigyou-saikouchiku.jp/
- ものづくり補助金特設サイト>>https://portal.monodukuri-hojo.jp/
- 持続化補助金一般型の特設サイト>>https://r1.jizokukahojokin.info/
- 持続化補助金「低感染リスク型」特設サイト>>https://www.jizokuka-post-corona.jp/
- IT導入補助金の特設サイト>>https://www.it-hojo.jp/applicant/
4月より、私は事業再構築補助金の申請に関する相談を受けることが多いですが、場合によってはものづくり補助金、特に「低感染リスク型」への申請を進めることも結構あります。以下、2つの補助金の比較表を作ってみました。
2つの補助金ともに基本は「設備投資」に対する補助金ですが、特に「事業内容」「申請要件」「設備投資額」を考えて一番適した補助金を選んで申請いただければと思います。「採択率」(通りやすさ)については、現時点でなんとも言えませんが、個人的に以下の理由で、ものづくり補助金低感染リスク型の採択率は高くなるのではないかと予想しています。(単なる私の「予想」ですが)
- ものづくり補助金を含む「生産性革命推進事業」の低感染リスク型の予算額は、2300億円と巨額予算になってます。(令和2年度3次補正計上)2300億円の中には、ものづくり補助金以外に持続化補助金、IT導入補助金の低感染リスク型の予算も入っていますが、半分以上はものづくり補助金分かと思います。低感染リスク型の一回目公募の採択結果は6月末の予定ですが、もし採択率が50~60%と高い数字であれば、2回目も公募も高い採択率になる可能性が高いと予想します。
- 2つの補助金は同じ設備投資への補助金ですので、昨年までものづくり補助金へ申請していた事業者が事業再構築補助金へ流れた可能性が高いと思います。実際、既に締め切られた1回目ものづくり補助金公募では、昨年より申請者数が減少していると聞いてます。(聞いただけですが)
現在、事業再構築補助金で設備投資を検討されている事業者様、事業内容・申請要件・投資額などを考慮の上、場合によっては、ものづくり補助金「低感染リスク型」への申請も視野に入れてみては如何でしょうか?個人的にものづくり補助金「低感染リスク型」は狙い目かと考えています。
***「追記」 >>事業再構築補助金の採択結果は、6月中旬ごろの予定です。どのような採択率になるか? 結果発表では採択された事業者の会社名、簡単な事業計画名も公表になるかと思いますが、業種別に「どのような事業再構築の事業が採択されるか?」か注目しています!