今後の主要補助金(事業再構築補助金、ものづくり補助金など)の最新公募スケジュール一覧表を作成しました。来年4月以降は未定の補助金もありますが、下のスケジュール表をご覧の上、必要な準備期間を考慮の上、計画立てて一番良いタイミングで申請いただければと思います。
(注)事業承継・引継ぎ補助金の概要に関しては、下URLご覧ください。 >>https://www.yano-support.com/b-succession/jigyoshoukeihojyokinkaisetsu/
1)事業再構築補助金について
予算額1兆円超の超大型補助金ですが、1回目・2回目の採択結果を見る限り、来年の5回目締切で予算額を全て消化する可能性が高いような気がします。今後の締切は4回目が12月頃、5回目が3月頃と予想します。当補助金は補助金額も大きいこともあり、事業者から「採択のハードルはかなり高いんでしょう?」と良く聞かれます。確かに、十分な時間と労力を使ってしっかりとした事業計画を練る必要がありますが、一方、2回目締切の特別枠採択率は67%と大変高い数字になってます。(3社に2社が採択されてます)認定支援機関等の周りのサポートを受ければ、小規模事業者にとっても決して手の届かないハードルの高さではありません。申請要件を満たした上で思い切ったチャレンジ・再構築を検討している事業者様、奮って申請ください。
来年4月以降の公募ですが、現在は未定です。個人的には来年度も継続になると予想していますが、詳しくは11月以降に判明するかと思います。(次回補正予算案に追加予算が計上されることを期待・予想しています。)
2)ものづくり補助金、持続化補助金、IT導入補助金について
2年前に3年分の予算(3600億円)が基金化されていますので、3補助金共に来年度(22年度)までの通年公募は決まってます。次回補正予算案に追加予算が計上・拡充され、今の採択率(50%~60%)が維持されることを期待したいと思います。
3)事業承継・引継ぎ補助金について
政府のM&Aを含む事業承継支援の取組姿勢を考えると、当補助金は来年度も間違いなく継続されると予想しています。(予算額も増える可能性も大かと思います)今後、事業承継・M&Aを検討されることがあれば、是非当補助金をご活用ください。来年度1回目の公募開始は、4~5月と予想します。