一昨日、5月13日締切分の第6回ものづくり補助金の採択結果が発表されました!
*ものづくり補助金の特設サイト:採択結果ページ >>https://portal.monodukuri-hojo.jp/saitaku.html
上の表にある通り、今回の採択率は一般型で48%、グローバル展開型で34%となりました。以下、この結果についての私の解説・感想になります。(グローバル展開型は数が少ないので、一般型についてのみ解説します)
今回、(一般型に含まれていますが)初めての「新特別枠」(低感染リスク型ビジネス枠:いわゆる「コロナ型」)の採択発表になります。以下の理由で、6回目の採択率はかなり高くなる(50%~60%)のではないかと個人的に予想していました。
- この新特別枠には多額の予算(補正予算)が計上されている。(2300億円の半分以上)
- 同じ設備投資の巨額補助金である事業再構築補助金へ申請が流れ、ものづくり補助金への申請者数は減るのでは?
結果、予想よりちょっと低い数字(48%)になりましたが、前回(44%)、前々回(31%)の採択率に比べれば、かなり高くなったかとは思います。また、予算がついている新特別枠の方が通常枠より採択率が高くなるのであと思ってましたが、新特別枠も通常枠も採択率の大きな差はなかったようですね。
*新特別枠の採択率=50%(=1195/(2485ー99)) *通常枠の採択率=45%(=(1032+99)/(2390+99)
7回目以降の採択率ですが、新特別枠の予算(2300億円の半分以上)が、まだ大分余っていると思いますので、50%前後の採択率でしばらく続くのではないかと予想します。(あくまでも個人的な予想ですので、その点ご留意ください) とはいえ、申請者数が少なければ、なんでも通すようなことは絶対にしないはずです。(補助上限1000万円は、やはり高額ですので)採択されるには、一定以上の事業計画書の質は必要になります。
個人的に、今後設備投資を計画している事業者にとっては狙い目だと思ってます。特に、以下のような事業者は、ものづくり補助金への申請をご検討いただければと考えます。
- 事業再構築補助金を活用して設備投資したいが、売上10%減の要件や事業再構築要件を満たさない! (ただし、ものづくり補助金の場合、給与総額アップ、最低賃金アップの条件を守る必要がありますが)
以上、ものづくり補助金への申請にご興味のある事業者様、是非下の特設サイトへアクセスください!