2日、持続化補助金の新コロナ特別枠【低感染リスク型特別枠】の1回目の採択結果が発表されました!
*経産省HP公表記事 >>https://www.meti.go.jp/press/2021/07/20210702002/20210702002.html
以下、昨年からの持続化補助金の採択結果の推移になります。
以下、今回の採択結果についての解説になります。
1)昨年のコロナ特別枠申請と比べると、申請者数が激減しました!昨年度の4次締切と比べると80%以上、申請者数が減ってます。なぜでしょう?
- 本年度の新コロナ特別枠【低感染リスク型ビジネス枠】から、持続化補助金としては初めて【電子申請】が必須になりました。(故に、商工会議所・商工会の確認書も必要ではなくなりました)Webでの電子申請に慣れていない小規模事業者が多いことから、申請者数が大きく減ったことは間違いないかと思います。
- 小規模事業者でも、事業再構築補助金(特に特別枠)へ申請する事業者が多かったことも一因かと推察します。
- これほど申請者数が減った要因は、他にもあるかもしれませんが、ちょっと思いつきません
政府はデジタル化を進めている以上、今回持続化補助金としては初めて電子申請にしたこと理解できます。しかし、持続化補助金において電子申請を必須とするには未だ早すぎると個人的に考えます。とはいえ、持続化補助金だけ特別扱いして【電子申請以外も受け付ける(紙での申請)】ことにするのはなかなか難しいかとも思います。今回の申請者数の激減を受けて、経産省がどう判断するか分かりませんが、今後、持続化補助金【一般型】の申請でも、電子申請が必須となる可能性もあるかと思います。(どうなるでしょう?)
2)新コロナ特別枠の1回目の結果としては、予想より大分低い採択率(45%)になりました!
今回の採択者数は約8000者ですので、補助支給額は約80億円ぐらいでしょうか?新コロナ特別枠(低感染リスク型)の公募は、来年の3月まで合計6回の公募(締切)が予定されてます。単なる推測ですが、新特別枠の予算額が500億円として、だいたい1/6を使ったのかもしれません。(事業再構築補助金は正にそうでしたが)
それにしても、昨年度のコロナ特別枠1回目、2回目の採択率は80%ほどでしたので、今回の採択率45%は予想外でした。(80%とはいわないまでも60%以上はあるかと予想していました)確かに、昨年の1回目(5月発表)、2回目(7月発表)の採択は、コロナ初めての緊急事態宣言もあり、バラマキ的なものであったことは否定できないかと思います。
今後の持続化補助金「新コロナ特別型」では「もうバラマキ的なことはやらない」ということが、今回の採択率(45%)に表れているかと考えます。
3)持続化補助金【低感染リスク型】は、補助上限100万円、補助率3/4!
小規模事業者の皆さま、持続化補助金といえば、今まで(一般型は)補助上限50万円、補助率2/3でしたが、この【低感染リスク型】は、なんと補助上限100万円、補助率3/4となってます!
一般型より2倍のお金を使っての「集客・売上UP」が可能となります! 以下、来年3月までの公募スケジュールになりますが、当補助金の活用をご検討いただければと思います。
第2回受付締切 | 2021年 7月 7日(水) |
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第3回受付締切 | 2021年 9月 8日(水) |
第4回受付締切 | 2021年11月10日(水) |
第5回受付締切 | 2022年 1月12日(水) |
第6回受付締切 | 2022年 3月 9日(水) |
最後に、最近特設サイト(https://www.jizokuka-post-corona.jp/)にアップされた以下の資料を案内しておきます。、