昨日、第16回持続化補助金の公募が開始された旨アナウンスされました。
*中小企業庁HP公表記事:「第16回小規模事業者持続化補助金<一般型>」の公募を開始しました | 中小企業庁 (meti.go.jp)
*第16回持続化補助金公募の公募要領:s23_koubo16_13.pdf (jizokukahojokin.info)
1)公募スケジュールについて
公募スケジュールは以下の表のとおりです。
- 公募要領公開(申請受付開始):令和6年5月8日(水)
- 申請受付締切 :令和6年5月27日(月)
- 事業実施期間 :交付決定日から令和6年11月4日(月)
申請締切は、今から3週間後の5月27日という大変厳しいスケジュールになっています。補助金事務局からの公募開始アナウンスが何故こんなに遅れたのか分かりませんが、非常に腹立たしく思います。前回の15回公募では申請締切の2か月前にはアナウンスしてましたが、今回はたった3週間前です。(これは異例のことかと思います。)16回公募に申請を予定していた事業者の作業負荷を少しは考えてもらいたいものです。とはいえ、愚痴っても仕方ないことなので、申請予定の事業者は経営計画書・補助事業計画書等の申請書類の作成を急いでください。
もう一つの留意点として、補助事業の実施期間が大変短くなっています。8月頃の採択・交付決定後に補助事業に着手し、11月4日までには事業を完了する必要があります。実質、実施期間は約3か月とタイトなスケジュールです。ちなみに、前回の15回公募での補助事業実施の締切は10月31日であり、16回公募でもほぼ同じですね。これは、昨年に当補助金予算が「基金」から「単年度予算」に移行したことが理由かと推察します。それにしても、持続化補助金を含む4主要補助金が単年度予算となったことで、昨年までと比べ、事業者にとっては活用し難くなってしまいました。
今後の持続化補助金公募についてですが、本年の公募は今回の16回公募が最後ではないかと個人的に予想しています。単年度予算に移行したことで、本年中にもう1回公募を実施することは不可能と考える次第です。(補助金事務局は、この点について何も言ってはいませんが)
2)16回公募の大枠・補助スキーム
16回公募の大枠・補助スキームは、下のとおり前回公募と同じです。