【小規模事業者へ】IT導入補助金を使って、クラウド会計を導入の上、PC・タブレットを購入しませんか?

生産性革命補助金

今週の日刊工業新聞に「クラウド会計利用拡大、個人事業主の33% MM総研まとめ」という記事が掲載されましたが、当記事は下にあるMM総研の調査レポートである「クラウド会計ソフトの利用状況調査(2024年3月末)」について解説したものです。

個人事業主のクラウド会計利用率は33.7%へ、引き続き拡大基調 ≪ プレスリリース | 株式会社MM総研 (m2ri.jp)

レポートの要点は以下のとおり。大変興味深いレポートかと思います。特に、小規模事業者、個人事業主の方々は、是非目を通していただければと思います。

  • 当調査は個人事業主(24,878事業者)を対象にWebアンケート調査を実施したものです。
  • 調査結果によると会計ソフトを利用している個人事業主は40.2%。そのうち、インターネット経由でのクラウド会計ソフトの利用率は33.7%で、前回調査(2023年3月)の31.0%から2.7ポイント増加。クラウド会計利用率は引き続き拡大基調である。
  • インボイス制度の開始を含めた行政手続きのデジタル化がクラウド利用の追い風となっている。
  • クラウド会計ソフトの事業者別シェアは弥生が53.6%、freeeが24.9%、マネーフォワードが15.2%で、上位3社で93・8%を占めている。

さて、ご承知のとおり、クラウド会計ソフトを導入する際は、IT導入補助金を活用できます。その際の申請枠は、下にあるとおり「インボイス枠」になり、クラウド利用料は最大2年分が補助対象です。50万円までであれば、小規模事業者・個人事業主への補助率は4/5と非常に高くなっています。これに加え、この枠では例外的にPC、タブレット、レジ、券売機等のハードウェアも補助対象になります。(補助上限10~20万円、補助率は1/2ですが)

また、採択率も非常に高く、直近のIT導入補助金2024の1次公募でのインボイス枠採択率は95%となっています。(不備がなければ、ほぼ採択されるレベルですね)

以上、今後クラウド会計の導入するのであれば、是非、IT導入補助金(インボイス枠)の活用も検討すべきかと考えます!以下、参考情報になります。

①IT導入補助金の事務局HP:トップページ | IT導入補助金2024 (smrj.go.jp)

②IT導入補助金2024の概要資料:r5_it_summary.pdf (meti.go.jp)

③今後のインボイス枠の公募スケジュール

公募回 申請締切
5次公募 5月20日
6次公募 6月3日
7次公募 6月19日
8次公募 7月3日
9次公募 7月19日

 

矢埜 幸男

矢埜 幸男

これまで幅広い分野で多くの和歌山県内事業者を支援してきました。特に、各種補助金の申請サポート、プレスリリース作成サポートにおいては、事業者のお役に立てると自信を持っております!

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矢埜 幸男

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