- ものづくり補助金3次の採択結果の簡単分析について
先週25日、ものづくり補助金3次締切分(8月3日締切)の採択結果が以下のとおり公表されました。(参考として1次、2次の結果入れております)
申請タイプ |
申請者数 |
採択者数 |
採択率 |
|
1次 |
通常枠 |
2287 |
1429 |
63% |
2次 |
通常枠 |
2400 |
1006 |
42% |
コロナ特別枠 |
3321 |
2261 |
68% |
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2次合計 |
5721 |
3267 |
57% |
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3次 |
① コロナ特別枠で申請 |
4560 |
2148 |
47% |
② 通常枠で申請 |
2637 |
489 |
21% |
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合計 |
6923 |
2637 |
38% |
今回はコロナ特別枠申請で不採択になっても、自動的に通常枠で再審査されることになってます。故に、①の採択者数2148には、通常枠で復活採択された1072社を含んでおります。
上記表の通り、1次・2次締切結果と比べ、今回3次締切の採択率・採択者数ともに大きく低下しています。
今回3次では申請者数が増加していますので、採択率も多少低くなるのは分かりますが、大きく20%も低くなった理由は正直分かりません。また、「コロナ特別枠」申請での採択率が、「通常枠」申請に比べかなり高くなってます。(繰り返しになりますが、コロナ特別枠の採択率47%には、コロナ枠審査でNGとなり、再度通常枠で審査の上復活採択された事業者も入っております)
これだけ見れば「特別枠」での申請の方が有利に見えますのですが?
いづれにせよ、3次締切の採択結果は大変厳しいものになりました。当方、コロナ対応での事業者支援として、「今年いっぱいぐらいの申請締切における採択率は50%以上あるのではないか」と勝手に予想していましたが、そうでもないようです。
次回4次締切は11月26日ですが、今度は「グローバル展開型」も新たに出てきます。4次締切で申請されるご予定の事業所様、申請書(事業計画書)の更なるブラッシュアップ、加点項目の取得をお願いしたいと思います。