- 本年の持続化補助金、ものづくり補助金の採択率について:例年より採択されやすくなってます!
先週、5月15日に締め切られた持続化補助金「コロナ特別枠」の採択が発表になりましたが、結果、先日発表になった「通常枠」同様高い数字となっています。
そこで、以下本日までに公表されている持続化補助金・ものづくり補助金の採択結果を簡単にまとめみました。
- 持続化補助金の採択結果
上記のとおり、3月末締切分「通常枠」は91%、5月15日締切分「コロナ特別枠」は(補助上限が倍の100万円にもかかわらず)82%と相当高い採択率となりました。例年より採択されやすい上に、採択された場合、特典として(「事業再開枠」で)50万円を上限に感染予防費用を100%補助してくれます。
次回2次締め切りは「通常枠」「特別枠」共に6月5日、3次締切は10月2日ですが、同レベルの高い採択率になるかと予想します。(あくまでも個人的な予想・希望ですので、ご注意ください)
持続化補助金は「お客さんを増やすための補助金」とも言われますが、新型コロナによる苦境を乗り越えるための販売促進策等に使っていただければと考えます。
2)ものづくり補助金の採択結果
ものづくり補助金が始まって、今年で8年目になります。今まで採択率は、ほぼ30~50%で推移してきました。3月31日締切の本年1次締切分の採択率は、62.5%と過去最も高い数字となりました。補助上限が1000万円と高額であることを考えると、62.5%(ほぼ3人に2人が採択)という数字は大変魅力的かと考えます。
5月20日に締め切られた2次締切分も同レベルの採択率であることを個人的に期待したいと思います。次回締切は8月3日、その次は11月締切です。設備投資・経営革新にチャレンジされる事業者様、積極的にものづくり補助金の活用をご検討いただければ幸いです。
最後に、もう一つの主要補助金である「IT導入補助金」について、4月末に1次締切の採択結果が発表にはなっていますが、採択率は公表されていないようです。昨年よりは高い採択率となっているかと推測しますが、実際はどうなのか不明です。