先週、中小機構は8月1日よりIT導入補助金の事務局が「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」から「凸版印刷株式会社」へ変更になる旨発表しました。年度の途中で補助金事務局が変更になるとは異例のことかと思います。
*新事務局である凸版印刷の公表資料:20230612.pdf (smrj.go.jp)
*以下、現事務局サイトのトップページ
1)事務局変更に伴う留意点について
- 上の現事務局サイト(トップページ | IT導入補助金2023 (it-hojo.jp))にあるとおり、7月31日までは現事務局サイトでの申請し、8月1日以降は新事務局のサイトでの申請になります。上の凸版印刷公表資料には「後期事務局における交付申請受付は、8 月 1 日からの開始を予定しております」とありますので、新事務局サイトは7月末頃には公表されるのではないでしょうか?
- 8月以降の各類型毎の公募スケジュールは、新事務局サイトにて決定次第随時公表されます。
- いづれにせよ、今後IT導入補助金へ申請予定の事業者は、上の凸版印刷公表資料を熟読後、ITツールの購入先であるIT導入支援事業者としっかり相談する必要があるかと考えます。
- 事務局変更に伴い、下にある現在のIT導入補助金の大枠は変わらないでしょうが、新事務局サイトでの申請方法がかなり変更されるかもしれません。8月1日以降の新しい公募要領にはしっかり目を通すべきでしょう!
以上、余談ですが、何故年度の途中で事務局が変更になったのか不明です。旧事務局の一般社団法人サービスデザイン推進協議会は3年前に持続化給付金の事務局となった時、国会で「実態がないのでは?」「電通に丸投げしている?」など批判を受けていたことも影響しているのでしょうか?個人的には、新事務局が民間の凸版印刷になって良かったかとも思いますが、(中身は不明ですが)事務局費用の141億円はちょっと高すぎるような気もします。(>>https://www.smrj.go.jp/org/info/solicitation/2022/ve2jp70000008e0i-att/20230428_kobo01.pdf)