前回の配信で、近日中にIT導入補助金において中小企業のサイバーセキュリティ対策を支援する申請枠「セキュリティ対策推進枠」が新設される旨お伝えしました。本日はセキュリティ対策特集として、最近、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が発表した「セキュリティ10大脅威2022年」を紹介の上、IT導入補助金の新しい申請枠を簡単に解説します。
1)セキュリティ10大脅威2022年について
今年3月にIPAが公表した「セキュリティ10大脅威2022年」資料は下URLのとおりです。
情報セキュリティ10 大脅威 2022~誰かが対策をしてくれている。そんなウマい話は、ありません!!~ >>https://www.ipa.go.jp/files/000096258.pdf?_fsi=L0cyy8Q6
以下、「個人」「組織」別のセキュリティ脅威のリストになりますが、年々、セキュリティへの攻撃は高度化され、攻撃から自社を守るのが難しくなっています。現在、どのような攻撃の手法が盛んなのか是非、さらっとでも上URL資料に目を通してみてはいかがでしょうか?
参考情報として、中小機構サイト(ここからアプリ)にある以下の記事も紹介しておきます。
①セキュリティ10大脅威2022年が発表されました(1)>>https://ittools.smrj.go.jp/info/feature/vppbvp0000000da0.php
②セキュリティ10大脅威2022年が発表されました(2)組織編2位の標的型の攻撃をかわすには〜狙われたら最後!?>>https://ittools.smrj.go.jp/info/feature/vppbvp0000000e5v.php
2)IT導入補助金「セキュリティ対策推進枠」の活用
今後新設される「IT導入補助金「セキュリティ対策推進枠」」の概要は上のとおりですが、近日中にIT導入補助金の事務局サイト(https://www.it-hojo.jp/)にて公募要領等の詳細が公表されるかと思います。サイバーセキュリティ対策を強化したい事業者様、当補助金の申請を検討されてはいかがでしょうか?
補助対象となるセキュリティサービスは、IPAが公表しています「サイバーセキュリティお助け隊サービス」のみになるようです。以下、このサービスのリストになりますが、詳細は下URLにあるIPAのサイトをご覧ください。