和歌山県の最低賃金審議会は7日、最低賃金を現行の時給889円から40円(4.5%)引き上げて929円とするよう和歌山労働局長に答申しました。引き上げ額・率とも最大となり、10月から県内で適用される見通しです。
和歌山県の最低賃金、40円引き上げ929円に – 日本経済新聞 (nikkei.com)
政府は「骨太の方針2023」(2023_basicpolicies_ja.pdf (cao.go.jp))でも今後の最低賃金について以下のとおり書いています。
「今後とも、地域別最低賃金の最高額に対する最低額の比率を引き上げる等、地域間格差の是正を図る。今夏以降は、1,000円達成後の最低賃金引上げの方針についても、新しい資本主義実現会議で議論を行う。」
政府は全国平均で1000円を達成したわけですが、今後も最低賃金を毎年4%以上の引き上げたい意向かと考えます。そうすると、和歌山県でも2年後には1000円を超えることになりますね。
今回の最低賃金引き上げで大きな影響を受ける事業者もいらっしゃるかと思いますが、「価格転嫁、生産性の向上」が一層重要になってくるかと思います!