本題の前に、今年の流行語大賞にノミネートされたビジネス関連の言葉を以下調べてみました!(「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン 新語・流行語大賞 (jiyu.co.jp))
- リスキリング
- 悪い円安
- インボイス制度
- メタバース
社員教育・自己啓発に関しては、昔から「リカレント教育」「生涯学習」などの言葉で言及されてきましたが、今年に入り「リスキリング」という新しい言葉でその必要性が一層認識されたかと考えます。そこで本日は、先月帝国データバンクが公表しました「リスキリングに関する企業の意識調査」レポートを紹介したいと思います。
特別企画 :リスキリングに関する企業の意識調査 (tdb.co.jp)
以下、当調査結果からの抜粋(調査結果要旨)になりますが、社員のリスキリングにご興味のある事業者、是非当レポート(6ページ)に目を通してみては如何でしょうか?
- . DX 取組企業のリスキリング取組割合は 81.8%、DX 未取組企業のリスキリング取組割合は 32.2%
リスキリングへの取組割合は DX 取組企業 81.8%、DX 未取組企業(「取組意向あり」を除く)
32.2%となり、DX を推進している企業の方がリスキリングにも取り組んでいるという相関関係
がみられた。取組内容をみると、DX 取組企業では、「新しいデジタルツールの学習」56.8%、「e
ラーニングの活用」35.3%が上位となり、日々の業務に直結する取組が進む。一方、DX 未取組
企業では、「経営層による新しいスキルの学習、把握」41.5%や「経営層から従業員に学習が必
要なスキルを伝達」29.1%と経営層の学習に関連するものが上位にあがった - 規模別では、大企業 60.4%・中小企業 45.8%の取組割合、コストを要する取組内容で差が開く
規模別にみると、大企業 60.4%、中小企業 45.8%と差があらわれた。取組内容は、「新しい
デジタルツールの学習」は、大企業 58.1%、中小企業 46.0%。「e ラーニングの活用」は大企業
39.6%、中小企業 25.4%となり、一定の資金や人的コストを要する項目に差があらわれた - 業種別では、取組割合上位は広告関連 69.2%、情報サービス 67.5%、取組内容にも特徴あり
取組割合の上位業種は、「広告関連」69.2%、「情報サービス」67.5%の順となった。広告関
連は「従業員のデジタルスキルの把握、可視化」、情報サービスは「DX、デジタル化に関連した
資格取得の推奨、支援」の取組内容において他業種より顕著に高くなる傾向があらわれ