第2次岸田改造内閣が8月10日に発足しましたが、10日の会見で「物価、景気両面の状況に応じて迅速かつ総合的な対策に切れ目なく取り組む」と発言。つまり、岸田政権は早期に新たな経済対策の策定に着手するとともに、年内に財源の裏付けとなる第2次補正予算案を編成する見通しです。
*8月11日時事通信記事:2次補正編成へ 物価高、新資本主義で経済対策―岸田改造内閣:時事ドットコム (jiji.com)
上の記事にあるとおり、今後の経済対策は以下2つの対策が中心になりそうです。
①物価高騰の抑制策(特に食料品(パン・目類など)、エネルギーコスト高騰の抑制)
②新しい資本主義の実行計画(ap2022.pdf (cas.go.jp))にある以下4つの重点投資分野
- 人への投資
- 科学技術・イノベーションへの重点的投資
- スタートアップの起業加速及びオープンイノベーションの推進
- GX(グリーン・トランスフォーメーション)及びDX(デジタル・トランスフォーメーション)への投資
そこで、明日以降、上記②にある4つの重点投資分野において予想される事業者支援策について解説したいと思います。
最後に、今後の経済対策・2次補正予算案編成ですが、以下のようなのスケジュールになるかと考えます。