「骨太の方針」「新しい資本主義の実行計画」を閣議決定!事業者支援のポイント、及び今秋の2次補正予算案について!

経営知識

昨日の新聞各紙が報道している通り、政府は7日、新たな経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)と、成長戦略を盛り込んだ「新しい資本主義」の実行計画を閣議決定しました。これら2つの方針が、本年度(令和4年度)の事業者支援策を含む経済対策の基本方針になります。今後、岸田政権が、コロナ禍からの本格的な経済再生に取り組むことを大いに期待したいと思います。

上の2つの方針資料(骨太の方針と実行計画)は以下のサイトよりダウンロードできます。

*内閣官房HPの公表サイト>>https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai9/gijisidai.html

2つの資料は共に40ページほどですので、本日は上のサイトにもある下の概要資料(1ページ)を使って事業者支援に関するポイントのみ解説してみたいと思います。https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai9/shiryou4-2.pdf

①今後の事業者支援の方針

上の概要資料は大変よくまとまっています。事業者支援に特に関係するところは以下の部分かと思います。

上の事業者支援の方針については、5月18日付の記事で詳しく書いておりますので、下の記事を参考にしていただければと思います。

*「骨太の方針2022」骨子案、及び今後の事業者支援の方向性について             >>https://www.yano-support.com/management/honebuto2002draft/

②今後の具体的な経済対策について

概要資料には本年度の経済対策について、以下のとおり2段階で実行するとあります。

上の【第1段階】とは、政府が4月末に決定した総額6.2兆円の緊急対策のことですね。(https://www.yano-support.com/management/hosei1st-2022/【第2段階】とは、首相が今秋にも策定すると言っている追加経済対策(第二弾)になります。東京新聞は、6月3日付記事「政府、参院選後に経済対策 大規模補正10兆円超を想定」https://www.tokyo-np.co.jp/article/181403)で以下のとおり報じています。(記事からの抜粋)

「政府は7月10日の投開票が有力視される参院選後に新たな経済対策を取りまとめ、大規模な補正予算を秋に編成する方針を固めた。」

「岸田政権の成長・分配戦略である「新しい資本主義」の主要施策や、追加の物価高騰対策を盛り込む方針だ。補正予算は現時点で10兆円を超える規模を想定している。」

参院選後の秋ごろになるかと思いますが、政府がどのような経済対策・2次補正予算案を提出するのか、またその中にどのような事業者支援策(補助金など)が盛り込まれるのか注視したいと思います。

矢埜 幸男

矢埜 幸男

これまで幅広い分野で多くの和歌山県内事業者を支援してきました。特に、各種補助金の申請サポート、プレスリリース作成サポートにおいては、事業者のお役に立てると自信を持っております!

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矢埜 幸男

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