事業者の皆さん、今年の業績見通しをどうお考えですか?【帝国データバンクの企業意識調査】

経営知識

先週、帝国データバンクは、以下にある「2023 年度の業績見通しに関する企業の意識調査」の結果を公表しました!

「2023 年度、売り上げ拡大が続くも、利益面は二極化へ~ 下振れ材料は「人手不足」「インフレ進行」が急増、「感染症」は大幅減少 ~」                                                         >>2023年度の業績見通しに関する企業の意識調査 (tdb.co.jp)

※調査期間は 2023 年 3 月 17 日~3 月 31 日、調査対象は全国 2 万 7,628 社で、有効回答企業数は1 万 1,428 社(回答率 41.4%)。

当レポートでは、「企業の 2023 年度の業績見通しは、売り上げ拡大が続く一方で、コストアップなどから利益面は
伸び悩みがみられると同時に、「増益」「減益」の二極化傾向がみられた」としています。5 月には、新型コロナの感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザと同様の第 5 類へ移行する予定ですが、さらに経済の正常化に向けた動きが加速しすることで「個人消費が回復」「インバウンドを含めた人出の増加」が期待されます。一方、いまだ進行中の「原油・下原材料価格」が大変気になるところであり、原材料価格の動向は今後の業績を左右する最大のカギになるようです。

事業者の皆さまの今年の業績見通しは如何でしょうか?以下、当レポートの要旨のみ簡単に紹介しておきます。詳しくは上URLのレポートをご覧ください。

1)全体の2023年度業績見通し

  • 全体の2023年度業績見通しは以下のとおりです。「増収」の割合は2022年度と比較し2.7%増えておりますが、その中の「増収減益」の割合は(2020年度と比べれば)、依然高水準(10%)となっています。現在も進行中の原材料・物価高の影響が反映されているかと考えます。

2)業種別の2023年度業績見通し

  • 業績見通しを業種別にみると、「増収増益」は『サービス』(32.8%)が最も高くなってます。『サービス』の中でも「旅館・ホテル」が 51.9%で 51 業種のトップだったほか、「飲食店」(44.8%)が 2 番目となっています。要因としては、「個人消費の回復」、「インバウンド客の増加」があるようです。
  • 他方、「減収減益」では、『建設』(26.1%)が最も高く、『農・林・水産』(23.8%)が続いています。

3)業績見通しの上振れ材料、下振れ材料

以下、上記の業績見通しに対する「上振れ材料」と「下振れ材料」になります。つまり、外部の事業環境に対する「期待」と「リスク」になるかと考えますが、皆様はどうお考えですか?

矢埜 幸男

矢埜 幸男

これまで幅広い分野で多くの和歌山県内事業者を支援してきました。特に、各種補助金の申請サポート、プレスリリース作成サポートにおいては、事業者のお役に立てると自信を持っております!

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矢埜 幸男

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