- 最低賃金UPの目安、今夜にも結論?、政府の「骨太方針2020」
昨日、厚労省の審議会で2020年度の最低賃金の全国平均の目安を決める大詰めの議論がありましたが、結論は出ず、本日再協議することになったようです。
- NHKウェッブ記事:「最低賃金、結論は21日以降に 引き上げか凍結かが焦点」
>>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61726220Q0A720C2EE8000/
- 「新型コロナウイルスの感染拡大による景気低迷を受けて、引き上げ幅は19年度に比べ抑える公算が大きい。労使の議論は現状維持か数円上げかの攻防になりそうだ。」
- 「厚労省は19年度と比較して横ばい圏での決着を模索しているが、賃上げがゼロになるか数円上げるかで、労使の受け止めは大きく違う。21日以降も激論が繰り広げられそうだ。」
本日にも10月からの最低賃金引上げ額の目安が決まるかもしれませんね。
さて、今後の最低賃金に関しては、以下のとおり国の主要補助金の申請にも関わってきますので、この点ご留意ください。
- ものづくり補助金の申請では、「最低賃金+30円」が申請要件、「最低賃金+60円」が加点項目。
- 持続化補助金、IT導入補助金の申請では、「最低賃金+30円」が加点項目。
最後に、先週政府の経済財政運営と改革の基本方針である今年の「骨太の方針」が閣議決定されましたので、紹介だけしておきます。
- NHKウェッブ記事:「「骨太の方針」と成長戦略を閣議決定 社会のデジタル化加速へ」
>>https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200717/k10012521311000.html
- 内閣府HP:骨太の方針2020の概要
>>https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/2020/summary_ja.pdf