【速報】企業・経営者応援プロジェット「100億宣言」が開始に!申請要領・申請ひな型を公表!

経営知識

以下、本年の中小企業庁長官の年当所感(中小企業庁長官 令和7年 年頭所感 | 中小企業庁)からの抜粋になりますが、今後、政府の中小企業支援方針として「売上100億企業の創出」が大きなテーマになっていきます!

「特に、売上高100億円を超える「100億企業」は、直接輸出額や域内仕入高が大きく、賃金も高いなど、国内投資や地域経済を牽引していくような存在です。この「100億企業」を目指すような経営者・企業について、成長の後押しを行っていくことは、変革の時代を迎えている日本経済の更なる発展に寄与するものと確信しています。」

上の方針を受け、中小企業庁・中小機構は100億円という高い目標に挑戦する企業・経営者を応援するプロジェクトの第一弾として、「100億宣言」を新たに開始しました。

①中小企業庁HP公表記事>>100億宣言を開始します (METI/経済産業省)

②中小企業庁HP「100億宣言」特設ページ>>100億宣言 | 中小企業庁

1)「100億宣言」とは、申請要領、申請ひな型

今回、申請するための申請要領を公開しています。>>20250221002-b.pdf 以下、「100億宣言」の概要になりますが、「宣言できる企業は、売上高10億円~100億円未満の中小企業」とあるように、売上10億円以上であれば申請可能です。目安として、5~10年で売上100億円になるような計画が求められます。現在の売上が10~30億円でも、成長率の高い業種・市場であり、成長志向の強い野心的な経営者であれば、100億宣言への申請を検討してみては如何でしょうか?

以下、宣言書の記載例(20250221002-d.pdf)のひとつですが、今回の宣言書はA4ー1枚で上にある宣言内容を盛り込む必要があります。宣言書作成上のポイント・留意点については、申請要領、及び宣言書ひな型(20250221002-c.pdf)をご覧ください。

2)「100億宣言」を行うメリット

メリットは以下のとおりです。

「成長加速化補助金」、「経営強化税制(経営力向上計画)の拡充措置の詳細情報については、下の記事をご覧ください。

【新補助金】「中小企業成長加速化補助金」補助スキーム、要件、スケジュールの概要が判明! – YMO

【令和7年度税制改正のポイント】法人税・固定資産税の減税措置が継続・拡充されます! – YMO

3)今後のスケジュール

  • 現在、「100億宣言」の運営事務局を公募中です。
  • 運営事務局を決定後、5月には事務局のポータルサイトが開設され、申請受付が開始されます。
  • 登録された宣言は、100億企業実行事務局において確認の後、事務局ポータルサイトにそのまま掲載されます。

4)成長加速化補助金への申請を検討されている事業者へ

「100億宣言」は成長加速化補助金の申請要件であり、当宣言を登録しないと補助金へ申請できません、以下、成長加速化補助金の公募スケジュールになりますが、6月の公募締切までに「100億宣言」を事務局に登録する必要がありますので、ご注意ください。

矢埜 幸男

矢埜 幸男

これまで幅広い分野で多くの和歌山県内事業者を支援してきました。特に、各種補助金の申請サポート、プレスリリース作成サポートにおいては、事業者のお役に立てると自信を持っております!

関連記事

特集記事

矢埜 幸男

矢埜 幸男

成果を出して事業者と一緒に喜びたい! 管理部門から営業・マーケティングと幅広い実務経験・スキルあり! これを活かし経営全体のサポートを致します。 特にマーケティング、業務改革に強いです!

最近の記事
  1. 【YMOニュース#1-令和②】経産省が新たに「中小M&Aガイドライン」を策定しました!

  2. 【YMOニュース#5-令和②】当財団の雇用創造プロジェクト関連の補助金案内

  3. 【YMOニュース#4-令和②】中小企業向け補助金・総合支援サイト「ミラサポplus」の開設について

ランキング

  1. 1

    【第3弾】経産省が価格交渉・転嫁に後ろ向きな大企業を「実名」で公表!2024年1月公表分

  2. 2

    初めて!経産省が下請事業者との価格交渉・転嫁に後ろ向きな大企業を「実名」で公表!【下請け事業者必見】

  3. 3

    話題のChat GPTで市場調査してみた!事業計画書作成で役立つか検証してみた!

TOP