【YMOニュース#54-令和②】2次補正予算等の経済対策案(昨日の首相会見)、GビズIDの取得現状について

経営知識

  • 2次補正予算等の経済対策案について(昨日の首相会見)

昨夕の安倍首相会見をご覧になった方も多いかと思います。以下、官邸HPにある首相会見動画、及び発言内容になります。

以下、首相発言にあった2次補正予算の中の中小支援に関する解説になります。

  • 先日の配信のとおり、2次補正の柱は以下のとおり。

(1)家賃の支援(2/3助成、上限は中堅・中小企業が月額50万円、個人事業主が同25万円)

(2)学生の救済

(3)雇用調整助成金の拡充(上限額の引上げ:日額8330円➡1万5千円)

  • 2次補正予算ではありませんが、昨日配信(https://bit.ly/2AvbuYj)に関し、首相は「休業者(従業員)が直接申請でき、お金を受け取れる新しい制度を創設する」と発言しております。

補足事項としては、下のWeb記事にあるとおり、「雇用保険に加入していないアルバイトなどの非正規従業員も対象」となるようです。

>>https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051401187&g=pol

  • 首相発言の中に「感染防止措置など、次なる事業展開を応援する最大150万円の補助金など、あらゆる手を尽くす」とあります。本日の日経新聞4面の記事を読むと、この補助金は「持続化補助金の特別枠」と理解できます。2次補正予算案では、1次補正で700億円計上したものづくり補助金・持続化補助金・IT導入補助金の「コロナ対策特別枠」が更に拡充されそうです。

以上、今後の2次補正予算編成ですが、今月27日に閣議決定され、6月17日までに国会で成立する見通しとのことです。閣議決定された時点で予算規模を含めた2次補正案の全体像・概要が公表されますが、判明次第お知らせいたします。

 

  • ものづくり補助金2次公募(5月20日締切)ではGビズIDエントリーアカウントでの申請が可能!

現在、電子申請の需要増加に伴い、GビズIDプライムアカウントの発行に最大で3~4週間程度の期間を要するようです。ものづくり補助金事務局では、特例措置として、2次締切の申請期限までにプライムアカウントの発行が間に合わない場合は、GビズIDエントリーアカウントでも申請できるようにしました。

ものづくり補助金に限らず、現在公募中のIT導入補助金・事業承継補助金もGビズID取得が必須ですので、これらの補助金へ申請予定の事業者様はご留意ください。

 

矢埜 幸男

矢埜 幸男

これまで幅広い分野で多くの和歌山県内事業者を支援してきました。特に、各種補助金の申請サポート、プレスリリース作成サポートにおいては、事業者のお役に立てると自信を持っております!

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矢埜 幸男

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