一昨日に事業再構築補助金【特別枠】の採択結果が発表されましたが、本日夕刻に【通常枠】他の採択結果が発表になります。発表に先立って、本日の日刊工業新聞が全体の採択結果の概要を報じています。以下、記事の要旨になります。
- 「「事業再構築補助金」の第1回公募分について、申請件数2万2231件のうち8016件を採択した。採択金額は予算総額の約5分の1に当たる約2200億円。」
- 「採択件数の主な内訳は中小対象で最大6000億円を補助する「通常枠」が5092件と最多だった。」
- 「採択に占める業種別の割合は製造業が最多の31・7%で、宿泊・飲食業が21・8%、卸売り・小売業が12・4%、建設業が6・7%と続いた。」
- 「企業庁によると第1回採択事例のうち製造業ではコロナで需要が減少した航空機部品から、成長が見込める半導体製造装置部品製造に参入する企業など、自社の強みを生かした新分野への展開が多くを占めた。コロナで大打撃を受けた飲食店関連は料理の持ち帰り(テークアウト)事業への業態転換が目立った。」
- 「中小経営者の中には自身の経験や勘に比重を置いた戦略を優先し「説得力のある経営計画を策定した経験のない方も少なくない」(企業庁幹部)。経営者は補助金の利用を自社の強みや弱みを把握し、どの分野に成長の可能性があるかを冷静に見極める契機にすべきだろう。自社の立ち位置を見つめ直すことが再成長のスタートになる。」
事業再構築補助金全体の採択率は36%となったようです。(特別枠の採択率は55%でした)一番多い通常枠だけの採択率は約30%ほどではないでしょうか?(思ったよりも低い印象です)
本日夕刻に公表される採択結果の詳細について、本日夜にでもブログにアップします。