本日は、以下、事業再構築補助金の事務局HPに追加でアップされた以下の採択事例を簡単に紹介しておきます。さすが予算1兆円超の補助金ですね、事務局の予算も比較的大きいですので、色々な興味深い・参考になる情報を発信してきます。事業再構築補助金への申請を予定・検討されている事業者様、下の資料に目を通してみては如何でしょうか?(特に同じ業種の採択事例であれば)
1)採択された事業計画書事例3件(全て「通常枠」です)
>>ちなみに下の表は昨日紹介した「事業計画の概要」エクセルファイルより検索して抜き出し,、ちょっとだけ加工したものです)
①三本松茶屋
>>https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/cases/01_jigyokeikaku_05.pdf
*関東の著名な観光地である「日光」の土産物屋・飲食店さんの事例です。和歌山県内の某観光地の同業の事業者様と話したことがありますが、昨年よりコロナの影響で観光バスがほぼゼロになり、甚大の影響を受けていました。(売上80%~90減)全国各地の観光地の土産物屋・飲食店は、どこも大きな影響を受けているのは間違いないかと思います。そのような中の事業再構築は本当に大変かと思いますが、その1例として読んでいただければと思います。
②電材エンジニアリング
>>https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/cases/01_jigyokeikaku_06.pdf
*もともとプラント設備の改修・メンテナンスの会社さんのようです。風力発電事業者者、メーカーを対象に運用管理・メンテナンス・技術者養成サービスを新規事業として行うようです。すごいですね!
③北岡本店
>>https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/cases/01_jigyokeikaku_07.pdf
*青森県の日本酒メーカーの事例です。この事業計画書は、珍しくパワーポイントで作成しているようですね。パワーポイントとはいえ、しっかりと文章で説明していますし、ぎっしりと必要な記述は盛り込んいますので、この点を考えればワードでの事業計画書と基本的には同じかと思います。ただ、パワーポイントの利点というか、図や表をふんだんに使っていますね。私は、個人的な好みとしてワードを使う派ですが、パワポでもエクセルでもOK、要は「事業の記述内容が如何に説得力があるか」が重要です。
2)採択事例1件(A4で1枚の事例サマリー)
①採択事例紹介資料
>>https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/cases/01_jireishiryou.pdf
*上URLの資料は、事業計画書の事例ではなく、新たに採択事例はA4サイズ1枚で要約したものです。今後、事務局は、事業計画書の事例以外にも、このような分かりやすい採択事例案件の掲載を増やしていくもと思われます。
この案件ですが、新規事業として「食品加工のOEM生産」を始めるというものです。「OEM生産から自社ブランド商品」は良くある話ですが、その逆ですね。需要も相当数あると思われますし、大変興味深い事例ですね。