既に動画をご覧になったかもしれませんが、25日に事務局HPに中小企業庁部長の村上部長が、事業再構築補助金の事業業計画書の書き方についてアドバイスしている動画がアップされてます。
*動画「事業計画作成のアドバイス」 >>https://www.youtube.com/watch?v=jZOtYcaTIaw&t=2s
アドバイス①
部長さんはアドバイスのポイントして、以下発言しています。事業内容の説明は「端的にシンプルに説明してほしい」とのこと。それよりも、何故、その事業にしたのかの説明が欲しいとのことです。
アドバイス②
部長さんの言いたいことは以下の図に集約されてます。
特に、理想像(売上計画など)を作成する際、市場・顧客を良く調べた上で、論理的に根拠のある売上計画・顧客獲得計画にしてほしいとのこと。これを「抽象化」と言ってますが、つまり「どれぐらいの需要(顧客規模)があり、その内のどれくらい自社で獲れるか?」仮説を立てることが重要と言っているかと考えます。結果として、仮説が間違っていても、事業を進めながら、修正いけば良いのですから。(重要なのは、勘と経験でなく、本気で新しい事業の市場・顧客について「Fact&Figure](数字と事実)に基づいて真剣に考えているかということ)
逆に言えば、社運をかけて新規事業に取り組むのであれば、「申請者の方々、それぐらいちょっと考えてよ!」「支援機関もそれぐらい考えて、事業者を手伝ってあげてよ!」というようなメッセージかとも個人的に思います。
アドバイス③
個人的に一番の採択のポイントは、審査員に以下のように思ってもらうことかとと考えます。 1)「この会社には、この事業は絶対必要なことである。是非やってみて欲しい」 2)「リスクはあるが、ここまで事業計画について真剣に考え抜いているのであれば、成功してくれる、コロナから立ち直ってくれるはずである!そのための論理的根拠もある!」
部長さんのアドバイスを踏まえ、動画を見ての感想ですが、事業計画書は今まで以上にシンプルに、そしてメリハリをつけて「事業性」(本当に商売になるのか?)に関わる項目を中心に、そこは字数を割いてでも審査員に分かってもらえる(説得力のある)記述すべきかと思いました。(逆に言えば、「事業性」」の観点から、説得力に関連しない事項は、さらっと簡単な記述でOKかと考えます)
そうすることで、上の1)、2)の点を審査員により理解してもらえるかと思います。
以上を踏まえ、事業計画書のストーリー(案)を「よりシンプルにメリハリの効いた」の観点から再考してみました。以下、再考後の個人的に説得力があり分かりやすいストーリー案になります。再構築事業のリスク・課題は、申請者によりまちまちでしょうが、特に赤字のところは字数を割いてもしっかりと説明すべきかと思います。