- 《新しい大型補助金の続報》:中小の業態転換に補助金:持続化給付金の後継
先日の配信でも簡単に「中小の業態展開を支援する補助金情報」をお知らせしましたが、本日の日経新聞5面に大きく以下の記事が載っております。
- 日経新聞記事:「中小の業態転換に補助金 規模拡大で生産性向上」(全文)
>>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66878340R01C20A2EE8000/
- 「政府の成長戦略会議は1日、当面の経済政策の方向性を示す「実行計画」をまとめた。」
- 実行計画では、「ウィズコロナの時代に対応し、従来の事業の継続が難しくなった中小企業に対し、業態転換や事業の再構築を促す「新たな補助制度の整備を検討する」と明記した。たとえば飲食店がデリバリー専門店に転換する場合などを想定する。業態転換や規模の拡大、新分野への進出などを補助の対象とする方向だ。」
- 「新しい補助金は事実上の(持続化給付金の)後継制度となる。補助金額は持続化給付金よりも積み増す方向で、企業にも一定割合の負担を求める。」
上の情報以外にも以下の点も報道されておます。
- 「1社当たりの最大支給額は200万円を超える規模を想定し、~~~既にあるデジタル化促進などの補助金も上乗せする方針で、策定中の追加経済対策に盛り込む。」
また、当方、以下の「実行計画」にもさらっと目を通しましたが、以下の記述があります。
- 政府の「成長戦略会議」の「実行計画」(本文)
>>https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/seicho/pdf/jikkoukeikaku_set.pdf
- 「中小企業の規模拡大、新分野展開、業態展開等を通じた事業再構築を支援する有効な新たな補助金制度の整備を検討する。」
- 「あわせて、ものづくり補助金や持続化補助金、IT導入補助金を引き続き措置することで、中小企業・小規模事業者が、コロナ禍の中で投資を進めることを支援する。」
上の「実行計画」の記述にあるとおり、この新しい補助金は、3主要補助金と同等(または、それ以上)の予算規模になると予想します。
長期化しそうな新型コロナの影響を乗り越えるため「規模拡大、新分野展開、業態展開等」の新しい取組に積極的な事業者様、当補助金に期待して頂きたいと思います。
公募開始時期は不明ですが、先日の配信で書いた通り、1月に3次補正予算案可決後、(事務局を決定し)早ければ2月末、遅くても3月中には公募開始となると予想します。(あくまでも個人的な予想ですので、ご注意ください。)