昨年6月にスタートした省力化投資補助金、今だに事業者による活用(申請)は進んでいないようですが、本日は制度の現状、及び今後の展望について書いてみます。
1)補助対象となる製品カテゴリが増加中!現時点で56カテゴリーが登録済み!
当補助金の対象製品ですが、ご承知のとおり事務局に登録された製品カテゴリ・製品に限られます。昨年はこの商品カテゴリ・製品の登録が進まず、補助対象の製品数が非常に少なかったため、申請者数は想定を大きく下回ってしまいました。(結果として、申請方法も公募回を設けず、いつでも申請できる随時申請になっております。)
商品カテゴリ・製品登録の現状ですが、今年に入り登録のスピードが増しているようです。以下、1月末時点での補助対象となる製品カテゴリリストですが、1月に約20のカテゴリが追加され、トータルで56カテゴリまで増えています。(1月に追加されたカテゴリは赤枠で囲んでいます。)その中に、ひょっとしたら皆さまが今後の導入を検討している省力化製品があるかもしれません。下URLの資料には各カテゴリの詳細情報が載っておりますので、現在どんな商品が補助対象となっているかチェックしてみてはいかがでしょうか?
最新の製品カテゴリ説明資料 >> 製品カタログ
2)今後の展望~オーダーメイド設備・システム構築が対象となる「一般型」の新設
現在の補助対象は事務局に登録されている汎用品に限定されておりますが、先日の配信記事(下URL)で説明した通り、省力化に寄与するオーダーメイドの機械設備、システム構築費が補助対象となる「一般型」が今後新設される予定です。具体的にどのような設備投資・システム構築が補助対象となるのか?その詳細は不明ですが、多くの事業者にとって興味深い申請枠になるかもしれません。今後公表される詳細な情報を待ちたいと思います。