下URLは、10月4日のNHKウェブ記事ですが、「10月27日に投票が行われる見通しの衆議院選挙のあと、速やかに経済対策を決定し、今年度の補正予算案を国会に提出する考えを示しました」とあります。
石破首相 経済対策指示 衆院選後に補正予算案を国会提出の考え 低所得世帯向けの給付など盛り込む | NHK | 国会
また、「成長につながる国内投資の促進に取り組み、中堅・中小企業の賃上げも支援する」ともありますので、今年の補正予算案に経産省の主要4補助金(ものづくり補助金、持続化補助金、IT導入補助金など)が盛り込まれることは間違いありません。以下、昨年の2023年度経産省補正予算資料からの抜粋ですが、予算額は昨年同様2000億円ほどになるかと予想します。
本年の2024年度補正予算案の成立時期ですが、石破政権は衆院選後に経済対策、及び補正予算案を閣議決定し、年末までに補正予算案を成立させたい意向のようです。
以上の点を踏まえ、以下、来年2025年の主要補助金の公募スケジュールを予想したいと思います。あくまでも私の個人的な予想ですが、補助金活用に関心のある事業者は、以下の来年公募スケジュール予想をベースに検討されることを勧めます。
①ものづくり補助金(https://portal.monodukuri-hojo.jp/)
以下、本年の公募スケジュールですが、来年も2~4月の間に2回の公募があるのではないかと予想します。
②持続化補助金(小規模事業者持続化補助金(一般型) (jizokukahojokin.info)
以下、本年の公募スケジュールですが、来年も本年と同じように3月締切、5月締切で2回の公募があるかと予想します。
③IT導入補助金(トップページ | IT導入補助金2024 (smrj.go.jp)
下にあるように本年の公募は2月~10月で毎月のように公募していました。公募回数は申請枠にもよりますが、7回~12回でした。来年も同じような公募スケジュールになるかと予想します。
④事業承継・引継ぎ補助金(事業承継・引継ぎ補助金 (jsh.go.jp)
本年は公募開始ベースで1月、3月、7月と3回の公募がありました。本年も2~3回の公募があるかと予想します。
⑤事業再構築補助金(トップページ | 事業再構築補助金 (jigyou-saikouchiku.go.jp)
今後、公募があるか否か不明ですが、先日9月30日付のミラサポ(中小企業庁広報サイト)に下の記事が掲載されています。この中で経産省の主要補助金の中に事業再構築補助金が入っておりますので、今後公募がある可能性ありと考えます。
補助金入門 STEP1:補助金の基本知識 | 経済産業省 中小企業庁 (mirasapo-plus.go.jp)
⑥省力化投資補助金(中小企業省力化投資補助金 (smrj.go.jp)
以前に配信した通り、当補助金は現在随時申請を受け付けてます。(公募の形式ではなく、事業者が好きな時にいつでも申請可能です)来年も引き続き随時受付での対応になるかと予想します。
以上、経産省の主要補助金の公募スケジュール予想になります。来年に設備、IT等の投資を考えている事業者は、上記補助金を活用できるかどうか検討されては如何でしょうか?