2月6日、和歌山県は新年度・令和5年度の当初予算案が発表しましたが、新型コロナや物価高騰の対策費がかさんだことなどから、一般会計の総額はおよそ6138億円と過去最大になったそうです。
*NHKウェブ記事:県新年度当初予算案6138億円で過去最大 財政悪化の試算も|NHK 和歌山県のニュース
今週、和歌山県HPに令和5年度当初予算案関連の資料が掲載されましたので、本日は当初予算案の中にある主要な事業者向け補助金について簡単に紹介したいと思います。(注)以下の補助金の公募は、当初予算案が来月に県議会で成立することが前提となってます。
和歌山県令和5年度当初予算概要資料>>gaiyou.pdf (wakayama.lg.jp)
1)県のデジタル化補助金
昨年同様、予算案には2つのデジタル化補助金が盛り込まれています。以下、上記概要資料からの抜粋になります。(右の数字は予算額(単位:千円))予算額からみても一番大きな補助金であり、昨年度も多くの事業者が申請・採択されているかと思います。
当補助金の詳細情報は下URLにある当方の関連配信記事をご覧ください。 >>デジタル化・DX投資で使える補助金をまとめてみました! – YMO (yano-support.com)
本年度の公募開始が4月頭でしたので、令和5年度も4月頭にも公募が始まると予想します。本年度(令和4年度)は1回目以降にも複数回公募がありましたので、令和5年度も複数回公募があるかと思います。
ちなみに、(補助金ではありませんが)先日配信した和歌山県新政策「わかやまデジタル革命推進プロジェクト」(https://www.yano-support.com/management/dx-wakayama-jireishu/)にも結構な予算が付いているようです。
2)地域中小企業応援ファンド(元気ファンド・農商工連携ファンド)
毎年、わかやま産業振興財団が公募している「地域資源等を活用した新商品・サービスの開発」を支援する補助金です。年に1回、毎年11月下旬頃の公募開始かと予想します。詳細は下URL(既に終了した本年の公募案内)をご覧ください。>>https://yarukiouendan.or.jp/news/fund2023/
3)わかやま地場産業ブランド力強化補助金
コーディネーター、アドバイザー又はデザイナー等の外部専門家を招へいし、新商品・新サービスの開発などによる新しいブランドづくりを支援する補助金で、最長3年間、最大で1000万円が補助されます。(1年目200万円、2年目以降400万円/年)詳細は下URLにある県HPご覧ください。 >>わかやま地場産業ブランド力強化支援事業 | 和歌山県 (wakayama.lg.jp)
公募開始時期ですが、本年度同様に4月初旬には公募がはじまると予想します。
4)その他、令和5年度当初予算案にある全ての事業者支援策・補助金リスト
以下、参考情報として、上記主要補助金を含む全ての令和5年度和歌山県の事業者支援策・補助金のリストを貼り付けておきます。(一番上の概要資料からの抜粋)