皆さま、「SX」って聞いたことありますか?私は今回の件で初めて知りました。「SX」とは、サステナビリティ・トランスフォーメーションの略称で、「社会のサステナビリティと企業のサステナビリティを「同期化」させていくこと、及びそのために必要な経営・事業変革(トランスフォーメーション)を指す」そうです。最近はDX、GXなどなど、X(トランスフォーメーション)が付く2文字の略称が多いですね!
さて、本日ご紹介するのは、経産省主催の「SX」に関する研究会が公表した「伊藤レポート3.0(SX版伊藤レポート)」になります。(研究会座長である伊藤邦雄氏(一橋大学教授)の名前から付けられたものです。)
①経産省HP公表記事:https://www.meti.go.jp/press/2022/08/20220831004/20220831004.html
②伊藤レポート3.0(概要):参考資料_伊藤レポート3.0・価値協創ガイダンス2.0の概要 (meti.go.jp)
③伊藤レポート3.0(本文):伊藤レポート3.0 (meti.go.jp)
確かに、「急激に事業環境が変化する中(サステナビリティ課題の多様化、世界経済の不確実性の高まり)、サステナビリティへの対応は、企業が対処すべきリスクであることを超えて、経営戦略の根幹をなす要素」だと思います。ご関心のある方、上URLにある②概要資料(7ページもの)に目を通してみてはいかがでしょうか?
また、この「SX」を実践していくフレームワーク・ガイドラインとして「価値協創ガイダンス2.0 (meti.go.jp)」も公表しています。私も②概要資料にさっと目を通しましたが、下の図にあるような大変興味深いフレームワークを見つけました。もし、皆さまが中長期の経営・事業戦略策定されるのであれば、策定のためのフレームワークのひとつとして参考になるかもしれません?