先週、厚労省の中央審議会が、10月からの最低賃金引き上げ幅の目安を31円(A/B地域)、30円(C/D地域)で決定したことをお知らせしました。(https://www.yano-support.com/management/saichin2022finalfigure/)
これを受け、8月5日、和歌山県の審議会は、10月からの県内最低賃金額を(中央審議会の目安どおり)30円アップの889円にする答申を行いました。
*NHKウェブ記事:和歌山県内の最低賃金 30円引き上げ 889円に|NHK 和歌山県のニュース
10月からの県内最低賃金額は889円となりました。飲食・宿泊業を中心に、今回の引き上げで大きく影響を受ける事業者もいらっしゃるかと思います。大変厳しい時期かとも思いますが、是非ご対応いただければと思います。
また、以下、近畿圏の他府県の地方審議会の現状も調べてみました。(京都府、滋賀県は未だ未答申です。)兵庫県を除き、各府県とも中央審議会の目安どおりの上げ幅となっています。兵庫県は、上げ幅を1円上乗せの32円となりましたが、大阪府との格差を意識したことが理由でしょうか?