26日、政府は中小企業白書・小規模企業白書を閣議決定の上、公表しました!
*経産省HP公表記事:「2022年版中小企業白書・小規模企業白書をまとめました」 >>https://www.meti.go.jp/press/2022/04/20220426003/20220426003.html
当白書(本文)は、中小企業白書が700ページ、小規模企業白書が400ページという大作ですので、読んでいる時間はないかと思います。ご興味のある方は、下にある「白書のポイント」及び15分のYouTube動画にさらっと目を通してみてはいかがでしょうか?
①YouTube解説動画(15分)>>https://www.youtube.com/watch?v=_J_RLrUENss
②概要資料 >>https://www.meti.go.jp/press/2022/04/20220426003/20220426003-2.pdf
1)本白書のポイント(経産省HP記事からの一部抜粋)
- 足下の事業継続とその後の成長につなげる方法の一つとして、事業再構築が重要。売上面への効果や既存事業とのシナジー効果を実感する企業も存在。
- 中小企業の成長を促すための取組として、ブランド構築や人的資本への投資を始めとする無形資産投資に今回着目。ブランド構築について、ブランドコンセプトの明確化や従業員への浸透などを行うことも必要。
- 人的資本への投資について、経営者が積極的に計画的なOJTやOFF-JTを実施し、従業員の能力開発を進めることが重要。
- コスト変動への対応だけでなく、中小企業における賃上げといった分配の原資を確保する上でも、取引適正化は重要。価格転嫁に向けては、販売先との交渉機会を設けることが重要。
- デジタル化の進展に取り組み、新たなビジネスモデルの確立につながる段階への到達を目指すことが重要。
- 経営者自らが自己変革を進めるためには、支援機関との対話を通じて経営課題を設定することが重要。そのためにも、第三者である支援者・支援機関が、経営者等との信頼関係を築き、対話を重視した伴走支援を行うことが有効。
2)上記ポイントの中の「自己変革」「事業再構築」について
今回の白書の主旨・特色は、「新型コロナの流行や原油・原材料価格の高騰等の外部環境に直面する中小企業・小規模事業者のそれぞれが自己変革に向けて、新たな挑戦を行うために必要な取組について、企業事例を交えながら分析を行いました」とのことです。そこで、「自己変革」「新たな挑戦」の一つである「事業再構築」に関するページのみ以下紹介しておきます!(②概要資料の29~32ページになります)ほんのご参考まで!