経産省・中小企業庁の事業者支援策は多岐にわたりますが、2022年度は特に「グリーン化」「デジタル化」がキーワードのようです。具体的には「グリーン・デジタル化投資加速化パッケージ」として、以下の図にある複数の支援策をパッケージとして提供していきます。
1) グリーン・デジタル化投資加速化パッケージ のPRチラシ >>https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2021/1224/003_green-digital.pdf
2)事業再構築補助金(グリーン成長枠)、ものづくり補助金(グリーン枠・デジタル枠)の活用イメージ
一番上のURLにあるPRチラシの3~4ページに活用例・イメージが出ておりますので、ご参考ください!いづれにせよ、詳細は来年4月以降出てくる新しい公募要領を待つ必要があるかと思います。
- 事業再構築補助金のグリーン成長枠は、第6回公募(来年6月頃の締切分)からスタートします。
- ものづくり補助金のグリーン枠・デジタル枠は、第10回公募(来年5月頃の締切分)からスタートします。
「グリーン」関連の支援策については、下URLで経産省が提示しています「グリーン成長戦略「実⾏計画」14分野の課題の解決に資する取組」が大きな指針になるかと思います。
*経産省HP「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」 >>https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/ggs/index.html
3)持続化補助金とIT導入補助金(特にインボイス制度への対応を支援)
来年度は各種デジタル化支援の中でも、特に2023年10月に中小事業者にも導入される「インボイス制度」への対応支援を主眼としているようです。今のところ詳細は不明です。来年の新たな公募開始の時に公表になる公募要領を待つ必要がありそうです。
トピックスとして、来年のIT導入補助金においては、PC、タブレットなどの(汎用性のある)ハードウェアも補助対象になります。ただし、用途・台数など様々な要件を課してくるのではないかと個人的に予想します。