先日の記事で書いた通り、中小機構は4半期毎に景況調査を実施しています。以下、7~9月の最新の景況調査結果データになります。
*中小機構HP:景況調査資料 >>https://www.smrj.go.jp/research_case/research/survey/index.html
今回の景況調査のポイントは、「産業を問わず広がる仕入単価上昇の動き」になります。 >>https://www.smrj.go.jp/research_case/research/survey/frr94k0000000hs7-att/point_165th_1.pdf
*「中小企業の仕入単価の動向を示す原材料・商品仕入単価DIは、全産業で35.4(前期差6.7ポイント増)と、2020年7-9月期以降、5期連続して上昇した。また、産業別に見ると、すべての産業で上昇し、特に製造業14業種のうち、木材・木製品で74.2(前期差11.1ポイント増)と1980年の調査開始以来、最も高い値となった。」
*「ウッドショック」(木材の値上がり)は皆さんご存じでしょうが、昨日の読売新聞一面には「ガソリン価格が3年ぶり160円…ワクチン接種で経済活動再開、原油需要が高まる」という記事も掲載されています。 >>https://www.yomiuri.co.jp/economy/20211006-OYT1T50265/
コロナの影響が継続する中、勘弁してほしいとは思いますが、致し方ありません。原材料・仕入れ単価の上昇への対応として直ぐできることは、「コスト削減努力」と「値上げ交渉」しかないですよね。個人的な見解ですが、事業者へは継続して是非以下の事を取り組んで頂ければと考えます。
①IT化・IoT、ロボット化等での業務・生産プロセス改善・改革による生産性向上!
②顧客への値上げ交渉!
上の②については、先日「価格交渉サポートYoutube動画」を紹介しました。(https://www.yano-support.com/management/pricenegotiation/
2週間前に紹介した時の再生回数は2万回でしたが、今は7万回と増えてます。それほど、参考になる動画かと思います。ご興味のある事業者、是非上のURLへアクセスしご視聴ください!