- 《速報・重要》事業再構築補助金【特別枠】の概要、持続化補助金【特別措置】が判明しました!
昨日、緊急事例宣言の再発令後の事業者支援策について配信し、新たに創設される事業再構築補助金の特別枠について簡単に触れました。その後、経産省が事業再構築補助金の【特別枠】の概要を公表しましたので、以下解説します。
- 経産省HP:「緊急事態宣言の再発令に伴う経産省の支援措置について」(2月4日更新資料)
>>https://www.meti.go.jp/covid-19/kinkyu_shien/pdf/chusho.pdf?0204
- 事業再構築補助金の特別枠の創設(上URL2ページ目)
- 既に公表されたいた【通常枠】に加え、以下のとおり新たに【特別枠】が創設されました。
*特別枠の【要件】
- 通常枠の要件に加え、緊急事態宣言に伴う飲食店の時短営業や不要不急の外出・移動の自粛等により影響を受けたことにより、 令和3年1~3月のいずれかの月の売上高が対前年(or対前々年)同月比で30%以上減少していること。
*特別枠の【メリット】
- 事業規模に応じて補助上限を設定した上で、補助率を中小企業3/4(通常枠:2/3)、中堅企業2/3(通常枠:1/2)に 引き上げ。
- 通常枠より迅速な審査・採択を行うとともに、特別枠で不採択の場合でも、通常枠で再審査を受けることが可能。
- 「通常枠の要件に加え」とありますので、2ページ目に記載がある通常枠【要件】も満たす必要があります。「緊急事態宣言に伴う飲食店の時短営業や不要不急の外出・移動の自粛等により影響を受けたこと」と要件にありますが、1ページ目の「一時金」と同じく地域や業種は問われないと推察します。全国の事業者が対象でしょうが、「影響を受けたこと」を具体的に証明する必要はないと考えますが、気になりますね。もっと明確な説明を待ちたいと思います。
- 特別枠では「5人以下:500万円」「6~20人:1000万円」と小規模事業者を意識した設計になっているかと思います。申請書作成などの作業負荷も小さいものであることを期待したいと思います。
- 「特別枠で不採択の場合でも、通常枠で再審査を受けることが可能」だそうです。
- 公募開始は3月です。通常枠・特別枠共にJグランツでの電子申請ですので、申請を検討されている方は早めに「GビズIDプライム」を取得ください。
2)持続化補助金の要件緩和(上URL3ページ目)
今後の持続化補助金公募では【通常枠】と【低感染リスク型ビジネス枠】という2つの申請類型がありますが、以下の要件を満たせば審査で加点されるそうです。また、採択者の特典である「感染防止対策費」の上限額が50万円になります。(今までの「事業再開枠」のようなものです)
【要件】>>緊急事態宣言の再発例によって令和3年1~3月のいずれかの月の売上高が対前年(or対前々年)同月比で30%以上減少していること。
次回の持続化補助金公募開始は、【通常枠】【低感染リスク型ビジネス枠】共に3月になります。