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本題の前にひとつ。本日の読売新聞1面に「緊急事態宣言へ着手」との見出しで、早ければ明日7日に首相が宣言するとの記事があります。また、明日緊急経済対策として大型補正予算を決定するようです。今週は新型コロナ対策で大きな動きがあるかと思いますので、明日以降事業者関連の情報をタイムリーにお知らせいたします。
- 決算書読み方勉強会資料、業種別の平均的なP/L,B/S
先週、5名の参加を頂き「今さら聞けない決算書の読み方、活用の仕方」という少人数勉強会を行いました。当勉強会で使用した情報等、他の事業者様にも有益かと思い、その一部を紹介します。
- 中小企業大学校オンライン研修Webeeサイトの無料オンライン動画
>>https://webeecampus.smrj.go.jp/movie/
- 勉強会では上URLにある以下の動画を最初に見てもらいました。(このサイトでメールアドレスを登録しないと全ての動画を見れませんので、ご注意ください。)
*「3.財務管理」:「貸借対照表の読み方」と「損益計算表の読み方」(各動画約10分)
- 当サイトには上2つの動画以外にも経営に役立つ動画がいっぱい貼り付けてあります。ご興味のあるテーマ動画があれば、是非見てみていください。
- 中小企業実態基本調査データ(業界別P/L&B/Sの平均)
- 中小企業庁は、中小企業の財務情報、経営情報等を把握するため、業種横断的な実態調査として、中小企業実態基本調査を毎年行っています。統計データは下URLの政府統計サイトである「e-Stat」に掲載されています。
- 勉強会に参加いただいた各事業者へは、各業界のP/L&B/S平均値を提供しましたが、このページに貼り付けてある以下のエクセルシートから算出しました。
*P/L平均値: 「統計表」>「3.売上高、及び営業費用」>「(2)産業中分類別表」
*B/S平均値: 「統計表」>「4.資産及び負債・純資産(法人企業)」>「(2)産業中分類別表」
(注)平均値は「母集団企業数(社)」で割る必要があります。
- 時間があった時でも、自社の業界平均値を抜き出して、直近の自社決算書データと比べてみては如何でしょうか?何かの気づきになるかと考えます。
ちなみに、この統計データには財務情報だけでなく、中小企業の経営にかかわる様々な情報が載っています。